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団信と民間の生命保険はどちらがお得か?

2011年07月21日(木)

前回は、年齢が若ければ若いほど、フラット35で団信に入るよりも、
民間の生命保険で代用した方が、保険料は安くなるということを書きました。

今日はその具体的な内容について書きます。


例えば、30歳の男性がフラット35Sで3000万円のローンを組んだ場合。
(当初10年間の金利は1.39%とする)
*2011年7月時点の金利


 当初10年間の返済額:90,247円
 以後25年間の返済額:101,290円


 機構団信に加入した場合
  初年度団信保険料:107,300円

 民間の保険で代替した場合
  毎月10万円35年間の収入保障保険:42,670円(年払いの場合)


初年度の保険料の差額は6万円以上になります。

団信と同じように年間10万円の保険料を払うとなると、
毎月25万円の収入保障保険を組むことができます。

これは、ローンを組んでいる方(主に一家の大黒柱)に万が一のことがあった場合に、
ローンの返済額を除いて毎月15~16万円の生活費を残せるということです。

同じコストを掛けていても、使い方によって保障額が全く違ってくるわけです。


以上のことは、年齢が若ければ若いほど顕著です。

逆に、年齢が45歳前後になってくると、団信の方が有利になる場合もあります。

なぜこのように年齢によって差が出てくるのかというと、
機構団信と生命保険では、保険料の算定基準が違うからです。

簡単に説明すると、
民間の生命保険が性別や年齢によって保険料の基準を決めているのに対して、
機構団信は性別、年齢に関わらず、ローン金額に応じて保険料を決めているからです。

ですから、機構団信は若ければ若いほど、割高な保険料を払うのに対し、
年齢が高くなればなるほど、割安な保険料になるのです。

目安としては、45歳前後の方は、比較検討をした方が良いでしょう。


余談ですが、2009年4月より、団信の保険料が値上がりしました。

ローン金額1000万円当たりの保険料が、
改定前:28,100円 → 改定後:35,800円 となり、
127%アップになっています。

詳しくはこちらをご確認下さい。


団信は1年更新ですので、値上げ前から利用していた方も対象になります。

これに対し、収入保障保険は一度加入したら以後保険料は上がりません。

家計の安定のためにも、変動要素のあるものはなるべく避けた方がよいでしょう。

住宅ローンと生命保険

2011年07月15日(金)

住宅ローンと生命保険。


一見あまり関係なさそうに見えますが、実は深い関係があります。


特にフラット35で団信に加入している方は、必読です。


無駄な保険料を減らせる可能性があります。


住宅ローンを組む際には、例えば民間の銀行ローンの場合には、
団体信用生命保険(団信)という生命保険に加入する必要があります。
*一部の金融機関を除く


ローンは数千万円と高額になるため、
もし万が一ローンを組んだ方が亡くなってしまった場合、
こういう制度が無いと銀行は月々の返済を受けることができなくなり、
住んでいる遺族も家を出て行かなくてはならなくなってしまうからです。


団信があれば、こういう場合、生命保険金でローンは返済され、
遺族の生活を守ることができるのです。


このように、住宅ローンの裏側には生命保険(団信)という存在があります。


一方、団信に入らなくてもよいという住宅ローンがありましたね。


そうです、フラット35です。


フラット35は、健康上団信に入れない方でもローンを組むことができます。


他にも、収入が不安定だったり、年金収入しか無い場合でもローンを組むことができる点で、
銀行ローンと比べると間口が広くなっています。


団信に入れない方は既存の保険で対応するしかありませんが、
健康状態が良い方は、団信に加入する際は気をつけて下さい。


年齢が若ければ若いほど、フラット35で団信に入るよりも、
民間の生命保険で代用した方が、保険料は安くなる可能性があります。


続きはまた次回に。

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