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団信と終身保険

2011年08月04日(木)

前回は、フラット35の団信を民間の生命保険(収入保障保険)で代用すると、
保険料を抑えることができるということを書きました。


とはいえ、収入保障保険も団信も、どちらも掛け捨ての保険です。


掛け捨ての保険はそれはそれで保険料が適正であればいい保険なのですが、
掛け捨ての保険を嫌がる方もいらっしゃいます。


掛け捨ての保険は万が一があった場合にはものすごい力を発揮するのですが、
万が一がなければ文字通り掛け捨ててしまって後には何も残らないからです。


そんな方におすすめなのが、団信を終身保険で代用するというプランです。


終身保険とは、貯蓄性のある保険のことをいいます。


例えば、30歳の男性が3000万円のローンを組んだ場合、
A社の終身保険だと毎月37,890の保険料で3000万円の保障を手に入れることができます。


35年間の累計保険料が約1546万円、
65歳から20年間の年金受取にすると、
2160万円前後の年金を受け取れる可能性があります。


このプランの最大のメリットは、
万が一にも長生きした場合にも対応できているという点です。


つまり、万が一があったときには終身保険の保険金でローンは完済でき、
遺族は住宅費の心配をしなくて済むようになる(団信の代わりなので)のみならず、
長生きしたときに備えて老後の生活資金も準備できているのです。


もちろん、全てを終身保険で代用するには、それなりの財源が必要です。


でも、一部でも終身保険を取り入れていれば、
その分収入保障保険の金額は減らしても問題ないのです。


結果として、長生きした場合に手元に残る金額が違ってくるのです。


大切なのは、バランスです。


ローンの返済を終えたら人生が終わるのではなく、
多くの方はその先も人生は続いていきます。


家はあるけど生活は厳しいという状況にならないように、
人生設計をしていきましょう。

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