ファイナンシャルプランナーによる資産運用セミナーブログ ~保険・不動産に関する勉強会とご相談~

日本の現状

2011年12月27日(火)

今の日本はどのような状態になっているのでしょうか。

【少子・高齢化】
出生率の低下により、将来の日本を支えて行く若い世代が減ってきています。
反面、医療技術が進歩したことで、世界一の長寿国になりました。
当たり前のことですが、こうなると税金を払う人が減る一方で、
医療費や年金等の税金を使う人の割合はどんどん高くなっていきます。
今と同じ水準の医療費や年金等を今後も維持するとなれば、
明らかに国の財政を圧迫します。

解決策は、①増税か、②給付を減らすか、①②を同時に行うかです。
現在は、消費税/相続税等の増税や年金の引き上げ等がニュースになっていたりしますね。


【債務超過】
日本政府の借金は、1000兆円近くあります。
日本のGDPが500兆円くらいで、税収は40兆円くらいです。
今年度の予算は90兆円くらいです。
国民の総資産は1400兆円あります。

これはどういうことかというと、こういうことです。
Aさん(自営業)は、毎年の売り上げが5000万円あって、
そこから経費を差し引くと400万円が手元に残ります。
でも、毎年900万円使っています。
足りない500万円はどうしているのかというと、
家族の貯金から借りているわけです。
家族への借金総額は、ついに1億円に達しました。
年収400万円の人が1億円の借金をしているのです。
400万円の25倍が1億円ですので、
収入を全部返済に回したとしても25年かかります
銀行は普通はこういう方には新たな融資はしません。
でも、家族からの借金で家族の貯金はまだ4000万円ありますし、
いきなり返してほしいとも言われないので、
今のところはなんとか破綻せずに済んでいます。

日本は毎年収入の倍以上のお金を使っているのです。
足りない分は、国債という国民からの借金で補っています。
多くは、銀行や郵貯の預貯金が国債購入資金に充てられています。
これがいつまで続くのか。。。
抜本的な改革をしない限り、いつか破綻してしまうかもしれません。

解決策の一つは、お札をじゃんじゃん刷ってインフレを起こすことです。
例えば世の中に出回っているお金が今の10倍になれば、
物価が10倍になり、収入も増える一方、
借金の価値は10分の1になります。
インフレになると、借金をしている人は得をします。
反面、お金を貸している人は損をします。


もしGDPが500兆→5000兆になり、税収が400兆円になったら、
1000兆円の借金も返す目処が立ちそうですよね。
日本は破綻しなくなるわけです。
ただ、預貯金を持っている方は大損します。
今1000万円持っている方は、残高の数字は変わらないですが、
価値は10分の1、つまり100万円の価値しかなくなってしまうのです。
なぜなら、今1万円のものが10万円になってしまうので、
1000万円で1000個買えたものが100個しか買えなくなってしまうからです。

こういう時代になると、今10万円の賃料のところが、賃料100万円!
なんてことになってしまう可能性はあります。

でも、既に住宅を購入し、住宅ローンを組んでいれば、
インフレが起こったとしても毎月の返済額は一定です。
あ、もちろん変動金利は上がってしまいますが。

長くなってしまいましたが、将来のインフレに備えるためにも、
住宅は持っておいた方が良いと考えていますが、いかがでしょうか。

このページの上へ