ファイナンシャルプランナーによる資産運用セミナーブログ ~保険・不動産に関する勉強会とご相談~

家賃がもったいない

2011年05月09日(月)

住宅を購入する方の理由の多数派を占めるのが、この「家賃がもったいない」です。


本当に家賃はもったいないのでしょうか?


ちょっと検証してみましょう。


現在30歳で夫婦子供一人の家庭を例にとってみましょう。


仮に賃料10万円のところに住んでいたとします。


もしこのまま平均寿命の79歳まで同じ賃料を払い続けたとした場合、
賃料10万円×12ヶ月×49年=5880万円


さらに更新料、引越代等含めると、軽く6000万円は越えます。


これに対し、住宅ローンを組んだ場合、
月10万円であれば金利2%のローンで3000万円くらいになります。


ずっと2%で固定していた場合、利息は1200万円弱になりますが、
それでも合計で4200万円の負担で収まります。


もっとも、持ち家になった場合には、固定資産税がかかってきたり、
マンションであれば管理費、修繕積立金等の費用が別途必要です。


場合によっては賃貸でのコストを上回る可能性もあります。


そう考えると、必ずしもコストとしてどちらが上かどうかということでは、
判断ができないですね。


ここで一番大切なポイントをお伝えします。


両者が明らかに違う点です。


それは、家賃には終わりが無いが、住宅ローンはいずれ終わる
ということです。


ずっと賃貸に住むのであれば、住んでいる限り家賃は発生します。


若くて元気に働いている間は、住みたいところに住むこともできるでしょう。


しかし、収入が無くなってしまってからはそうはいきません。


賃貸はきちんと家賃を払い続けてもらう見込みが無ければ借りられません。


リタイア後に自分の住みたい賃貸が見つかったとしても、
家族の誰かを保証人にしたり、契約者になってもらわないと住めない場合もあります。


年金があてにならなければ、その分貯蓄をしておく必要があります。


老後は医療費の負担、介護費用等も発生する可能性は高いですが、
そうなった場合、住宅費用は想像以上に重い負担になるかもしれません。


これに対し、住宅ローンはいずれ終わりますので、
老後は賃貸住まいの方と比べると貯蓄は少なくても大丈夫です。


安全な老後を送るためには、リタイア前かリタイアと同時に住宅ローンを完済しておくのがベターです。


このように、家賃がもったいないかどうかは、一概にはいえません。


しかし、長い目で見たときに、持ち家があった方が経済的に楽になります。


老後の負担を減らしたい方は、住宅を購入しておいた方がいいでしょう。


実は、賃貸と購入の関係というのは、
生命保険についても同じようなことがいえます。


その点についてはまた別途ブログに書きます。


お楽しみに。

不動産を購入する動機

2011年05月09日(月)

なぜ人は家を買うのでしょうか?


大きく分けて2つあります。


①マイホームが欲しい


②家賃がもったいない


住宅業界にいて感じたことは、やはり単純にマイホームが欲しい、
という方が多かったです。


一般的に、世間に認められている人やある程度の成功をしている人は、
マイホームを持っていることが多いです。


身近なところでも、
「おっ、ついにマイホームを持ったのか!おめでとう!!」
「これで僕もようやく一国一城の主ですよ。ますます仕事頑張らなくちゃいけないですね!」
なんてやりとりが、あちらこちらで繰り返されてきたはずです。


そんなやりとりを見聞きしていると、
「マイホームを持つ⇨立派な大人になる」という価値観が
自然と形成されていきます。


でも、これは単純に世間の価値観だけの問題ではなく、
実生活もだいぶ違います。


よく言われることですが、
持ち家の場合は自分の家ですので、壁に画鋲をさすのも、リフォームするのも、
全て自分の好きなようにできます。

家具をそろえたりするときの思い入れも強くなります。


また、ペットも自由に飼えます。


分譲マンションの場合は、中型犬くらいまではOKの場合が多いですが、
一戸建てであれば大型犬でも爬虫類でもほぼ個人の自由です。


居住空間にこだわりのある方は、
何かと制約のある賃貸住まいよりも、
自分の好きなように変更することも可能な持ち家の方が、
日々の生活を楽しく送ることができます。


さらに、賃貸住まいの方と持ち家の方では、金融機関からの見られ方も違います。


例えば、クレジットカードの審査では、持ち家の方が有利になります。


また、独立して起業する場合にも、持ち家の方が自宅を担保に入れることもできるので、
融資を受けやすくなる、というメリットがあったりします。


次回は、②家賃がもったいない、について書きます。

第1回不動産セミナー

2011年05月08日(日)

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購入する場合と賃貸の場合とでどういう違いが出てくるか、
一戸建てとマンションでどう違うか、
ということを中心に話をしました。


場所が、学芸大学のカフェエンポリオという、
結婚式の二次会にも使われるようなお洒落なカフェだたっためか、
ゆったりリラックスしながら和やかなムードでした。


住宅を購入する場合と賃貸で一生過ごす場合の大きな違いは、
将来住宅費を負担し続けるかどうかという点です。


細かく住み替えをしたりすれば、賃貸の方がコストを抑えられる可能性もありますが、
結局は家賃の負担はずっと続くことになります。


働いている間は問題なくできていた家賃の支払いも、
働かなくなって収入が減った後に負担し続けるのは結構大変です。


賃料が払えなくなったら家賃の低いところに引越をすれば解決するかもしれませんが、
そういう状態ではあまり条件のいいところに住むのは難しいでしょう。


将来家賃を負担し続けることのできる方や、実家に戻れる方、
あるいはどんなところでも屋根さえあれば大丈夫という方は、
ずっと賃貸住まいでもいいと思います。


そうではない方は、将来をより安心できるものにするためにも、
できれば購入しておくのがベターでしょう。

プロフィール

2011年05月01日(日)

【プロフィール】
●名前:石井 康夫(いしい やすお)
●生年月日:1977年10月8日
●血液型:A型
●出身地:神奈川県藤沢市
●出身校:中央大学法学部法律学科
●趣味:読書、映画鑑賞、美味しいものを食べること
●座右の銘:人間万事塞翁が馬


保険と不動産のコンサルティングをしています。
従来は、保険を組むときは保険屋さんに、不動産を買うときは不動産屋さんに、
それぞれ個別に相談するものでした。


しかし、これではバランスが悪くて無駄が生じていることが多くあります。
なぜなら、保険屋さんは保険を契約することが仕事ですから、
不動産とのバランスのことを考えていない場合が多く、
その逆もまた然りだからです。


このバランスの悪い状態を解消し、「適財適所」に配分していくことで、
ご自身の楽しみやご家族に使うためのゆとりを作り出すことを目的としています。


前職が不動産業界だった経験を活かし、それぞれのライフプランに基づいた
無駄の無い保険の組み方と、不動産の購入の仕方、ローンの返済方法に役立つ
情報を提供していきます。


【セミナー予定】
9月17日(土)15時~16時
テーマ~不動産投資のいろは
○不動産投資とはどういうものなのか?
○そのメリットとデメリット
○ 失敗例から学ぶ成功させるためのポイント

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