Column 目黒区内の公園情報サイト「めぐパ!」

Column

  • バックナンバー
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて
  • バリアフリー社会に向けて

小さな児童遊園の情報も発信し、人が自然に集まる場所にしたい。

母親視点で調査・制作した目黒区内の公園情報サイト「めぐパ!」を運営し、こども環境学会でもご自身の公園研究を発表されている吉田早織さん。
お気に入りの公園の一つの中根公園で、これまでの取り組みをお伺いしました。

めぐパ! - Profile -

吉田早織さんと子供たち

目黒区内の公園情報サイト『めぐパ!』 目黒区内の公園情報サイト『めぐパ!』が新しいウインドウで開きます。

子どもと公園研究所 吉田早織さん
1973年、東京都生まれ。仕事の傍ら、遊びや玩具を取り巻く子どもの環境に関心を持ち、2003年にこども環境学会設立に参画。2004年に大学へ入学し、仕事と学業に励む中、2006年に長女を出産。
2008年、「めぐパ!」を立ち上げ、今年4月、子どもと公園研究所(任意機関)を設立。

公園の特長や魅力を伝える情報を発信中!

秋晴れの日曜日、取材陣は吉田さん母娘が気に入っているという中根公園を訪ねました。そもそも吉田さんが公園調査をはじめたのはどういうきっかけからですか?
吉田さん
娘が1歳3カ月くらいのときに、公園でベンチに座っていた男性に向かって、すべり台の上から『やっほ~』、すべる前に『みててね』、帰るときには『バイバイ』と声をかけていたら、男性は暖かい表情になり、娘に手を振っていました。
最近、公園は不審者の問題や遊具の事故など、危ない場所だと思われがちですが、本来は優しい気持ちになれる場所なのだと再認識しました。
お嬢様とのある日の出来事がきっかけだったんですね。
さっそくパソコンで公園情報を検索されたそうですが?
大きい公園の情報はあっても、買い物や散歩の途中に、10分、30分でも立ち寄って、日光浴ができるような公園の情報はほとんどありません。
小さな公園にも親子連れが集まり、大人の目が増えれば、小学生は子どもだけで遊びに行ける安心で安全な場所に変わるはず・・・。
そんな思いで、都市公園には含まれない平均500㎡の児童遊園から調査を始め、目黒区にある大小120以上の公園のうち、80カ所近くをまわりました。
吉田さんの目には、目黒区内の公園はどのように映ったのでしょう?
古い遊具がポツンとあるだけ、広場があるのにボール遊びは禁止、子どもの姿がないなど、ただのスペースになっている児童遊園もありました。
そんな公園にも人が自然と集まるように、たとえば成長に伴い進化する子どもの遊びに合う遊具はあるのかないのかという親が知りたい情報や、春には桜がキレイ・・・といった私が見て感じた公園ごとの魅力をわかりやすく伝えることを目的に開設したサイトが「めぐパ!」です。
公園情報発信のベースには、地域の安全を願う優しい思いがあったのですね。
それでは今後の活動についてひとことお願いします。
他の区の公園調査も少しずつはじめ、目黒区と比較しているのですが、情報を集めて考察したことを学会でも発表し、実力がついたら、公園改修の機会などに何らかの形で提案ができるようになるといいですね。

公園の風景
▲ジャブジャブ池は浅くてきれい。
池に入らないときはベンチが木陰になっていて安心です。 公園の風景
▲ロングすべり台を降りたところ。
まわりの階段状の場所もなかなかの遊び場です。

RYUTAROさん
▲小さい子も安心して遊べる複合遊具。
のぼり棒やタイヤブランコなどもついています。

愛用の電動式自転車で今日も続く公園調査

そんな吉田さんのお気に入りの公園を教えてください!
大人の感覚で気に入っているのは、中目黒二丁目の百段くらいの階段を昇った上にある別所坂児童遊園。
快晴の日に行ったのですが、街が一望でき、中目黒に建つタワーマンションや青空もとてもきれいで、見とれるほどでした。
娘のお気に入りは、東山三丁目にある、砂場、回転遊具、ブランコ、すべり台などの基本的な遊具がそろっている東山児童遊園。
娘が初めて、1時間ほどの公園遊びで大満足した場所です。
道を挟んだ隣には、ザリガニ釣りをする小学生の姿が見られる東山貝塚公園もあります。
吉田さんは、今日の取材の前には2カ所の公園を調査。
取材後も、調査予定の次の公園に向かって、愛用の電動自転車で秋風の中を颯爽と駆け抜けていきました。今後の「めぐパ!」情報にも目が離せませんね!

掲載日:2009年9月23日